2022.04.28
2023.06.29
freeeで開業届を電子申請した場合の控えとは?出力方法と手順を解説

こんにちは、nagisaです。
今回は開業届を電子申請した場合の控えについて解説します。
この記事でわかること
- 開業届を電子申請した場合に控えとなる書類は何か
- 控え書類の出力方法の手順
私は2022年3月に開業届を提出し個人事業主となりました。
提出に使用したのは電子申請freee開業で、控えは銀行の口座開設の際に必要となりました。
開業届を電子申請で印刷した場合の控え

電子申請の場合、控えには2つの書類が必要となります。
- 送信した申請書のデータ
- 送信データが受信された通知書
開業届を書類として提出した場合は、申請する書類のコピーを一緒に提出し受領印が押されることで控え書類の扱いとなります。
送信したデータとは?

送信したデータとは、開業届の申請書そのものです。
freee開業の場合、指示通りに入力を行うことで開業届が作成されます。
受信通知とは?

受信通知とは、送信したデータが受信されたことを知らせる通知です。
受信通知が受領印の代わりとなります。
控え書類の出力事前準備
・パソコン
・スマホ
・マイナンバーカード
・マイナポータルアプリ
・利用者証明用電子証明書パスワード
「利用者証明用電子証明書パスワード」とは
マイナポータルログイン時に必要となるパスワードは、利用者様自身がマイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取った際に、利用者証明用電子証明書に設定した数字4桁のパスワードのことです。
引用元:マイナポータルサイト
控え書類の出力手順
控え書類の出力手順を画像付きで解説していきます。
1.e-Taxソフト(WEB版)へログイン

電子申請はe-Taxを使用して行われます。
e-Taxのホームページから「e-Taxソフト(WEB版)へログインする」をクリックしてログインを行います。
2.推奨環境を確認

次に環境チェック結果という画面が表示されます。
バツがついていますが、開業届の控え書類は問題なく出力できました。
環境チェック結果をスクロールして閉じるボタンをクリックして閉じます。
3.「ログイン」をクリック

4.マイナンバーカードでログイン

「マイナンバーカードでログイン」をクリックします。
「利用者識別番号・暗証番号をお持ちの場合」とありますが、こちらからもログインは行えます。
しかし、後々マインナンバーカードでのログインが必要となりますので、ここでは「マイナンバーカードでログイン」をクリックします。
5.マイナンバカードの読取方法を選択

ICカードリーダライタで読み取り、またはスマートフォンで読み取りを選択します。
今回はスマホでの読み取り方法で進めます。
6.マイナポータルアプリから操作

1.アプリの起動
2.2次元バーコード読み取り
3.マイナンバーカードの読み取り
上記の手順でマイナンバーカードの読み取りを行います。
7.「送信結果・お知らせ」を開く

マイナンバーカードの読み込み完了後、メインメニューが表示されます。
「送信結果・お知らせ」からメッセージボックスを開きます。
8.メッセージボックス一覧を開く

「操作に進む」をクリックします。
9.「個人事業の開業・廃業等届出」を開く

メッセージボックスにある「個人事業の開業・廃業等届出」をクリックします。
10.「受信通知」出力完了

受信通知が新しいウィンドウで開きます。
この画面が控え書類の一つとなる「受信通知」です。
11.開業届の申請書を出力

先ほどの受信通知画面の「帳票表示」をクリックします。
12.帳票を表示

出力する帳票を選択し、「帳票表示」をクリックします。
13.「はい」をクリック

14.個人番号印刷設定

控えの場合、個人番号は不要となります。
申請書等の控えを作成される場合は、その控えには番号を記載していただく必要はありません。
引用元:国税庁ホームページ
15.「開業届の申請書」出力完了

申請時に送信された開業届がPDFで作成されます。
以上で開業届の控えとなる書類の出力が完了となります、お疲れまでした!
開業届の控えが必要になる場面
開業届の控えが必要なケースの一例は下記の通りです。
- 屋号入りの銀行口座を開設するとき
- 事業用のクレジットカードを作成するとき
- 事業資金の融資を受けるとき
- キャッシュレス決済を導入する場合
- 小規模企業共済に加入するとき
私の場合、楽天銀行のビジネス口座を開設する際に開業届の控えが必要となりました。
まとめ
開業届を電子申請した場合控えと認められる書類
- 送信した開業届の申請書のデータ
- 送信データが受信された通知書
控え書類の出力に必要なもの
- パソコン
- スマホ
- マイナンバーカード
- マイナポータルアプリ
- 利用者証明用電子証明書パスワード
開業届の控えは個人事業主である証明となる書類でもあるため、保管をおすすめします。